食品ロスとは?

食品ロスとは、まだ食べられるのに廃棄はいきされる食品のことです。
日本では、まだ食べられるのにてられる食品の量、「食品ロス」が523万トンあります。日本人1人当たりの食品ロス量は1年で約42kgにもなり、これは1人が毎日お茶碗ちゃわん一杯いっぱい分のご飯をてているのと近い量になります。

わたしたちが食材を
口にするまで

わたしたちが食べ物を口にするまでには、食材の生産·加工、そしてスーパーなどの小売店まで運ばれはん売されるといった様々な過程かていがあり、それらは多くの人々によってささえられています
スーパーでの商品の売れ残りや飲食店での食べ残しなどはすべて廃棄はいきされごみとなるため、やされることで大量の二酸化炭素にさんかたんそ排出はいしゅつすることになります。

ウィンナーを例に食材が作られる
工程こうていを見てみよう!

材料をつくる

原料(ぶた肉)の生産

  • きゅうしゃの温度管理

  • えさを運ぶ

商品をつくる

工場での生産

  • 工場の温度管理

  • 商品の包そう

運ぶ〜はん売する

トラックでの送、
倉庫・お店での保存ほぞん

  • トラックの燃料ねんりょう

  • 倉庫・スーパーでの温度管理

調理する

調理・保存ほぞん管理

  • ぞう庫の電気

  • 商品の包そう

しょ理する

食べ残しやパッケージの廃棄はいき

  • ごみしゅう集車の燃料ねんりょう

  • ごみしょ理場を動かすエネルギー

このように、わたしたちがウィンナーを口にするまでにはさまざまな工程こうていがあるのが分かります。わたしたちがもしそのウィンナーを食べ残して廃棄はいきすると、これらの工程こうていがすべて無になってしまうことにもなります。

今日から行動しよう!
食品ロスを
なくすためのらし

ー  買い物する時 ー

  • ぞう庫にある食材を確認かくにんしてから買う

  • 献立こんだてを考えてから買う

  • スーパーの陳列棚ちんれつだなは前から取る(手前どり)

  • 買いすぎない

ー  料理をする時 ー

  • 食べられる部分まですてない

  • 食べられる分だけ作る

ー  外食時 ー

  • 食べきれる量を注文する

  • 好ききらいをなくす

  • 食べ残したら持ち帰り用のよう器に入れて持ち帰る(※持ち帰りできるか、お店に聞いてみる)

世田谷区の食品ロス
取り組み事例

せたがやエコフレンドリーショップ

小盛こもりメニューの提供ていきょうあまった料理の持ち帰り、プラスチックせい品の紙せいたい品の使用など、食品ロスや使いてプラスチックの削減さくげんに積極的に取り組む飲食店や小売店などを「せたがやエコフレンドリーショップ」として登録し、希望する店には、さとうきびのしぼりカスからできた、土にかえるドギーバッグをおわたしするなど、支援しえんを行っています。

フードドライブ

家庭であまっている食品等を区内せつ(イベント等でも実)に持ちり、集まった食品は、地いき福祉団体ふくしだんたいせつ等に提供ていきょうしています

<世田谷区HPフードドライブ
·食品ロス対さくリンク>
https://www.city.setagaya.lg.jp/mokuji/
kurashi/004/012/d00190021.html

世田谷区リサイクル部では、ごみのげん量やリサイクルをテーマとした
環境かんきょう学習を実施じっししています。
その他、環境かんきょう学習用紙芝居しばい動画の公開や
環境かんきょうやごみ・リサイクルに関するDVDをし出しを行っています。

https://www.city.setagaya.lg.jp/mokuji/kurashi/
004/012/d00005085.html

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